注目キーワード

スワップポイントとは二国間の金利の差が発生した時に貰える差額の事です。

もちろんその時々の金利情勢や国の政策、

相場によって日々変動しますし、取引会社によっても違います。

貰えるのは自分が保有している通貨の金利を引いた分と、

取引会社の手数料を引いた分が取り分です。

 

 

 

 

スワップポイントが貰える ⇒ 高金利の通貨を買って低金利の通貨を売る

スワップポイントを支払う ⇒ 低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る

銀行金利と何が違うのか

銀行に貯金を預けると、金利が付くのは預けた金額に対して

半年、一年等、指定された期間を経過した後ですが

FXのスワップポイントは毎日受け渡しがされます。

もちろんレバレッジをかけた分も金利に反映されます。

レバレッジ3倍ならスワップポイントも3倍です。

スワップポイントの差額が大きい通貨ペアを探す

短期トレードでも取引会社の翌営業日まで保有すれば得る事は出来るのですが

中・長期保有でポジションを保有してスワップポイントを増やすことができます。

塵も積もれば山となる状態で年間保有できれば

レバレッジをかけているので結構な金額になっていたりします。

各トレード会社によって、一覧表を設けているので見比べて

スワップポイント狙いの会社を決めておくと良いですね。

高金利通貨とは

豪ドル(オーストラリアドル)NZドル(ニュージーランドドル)

トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソあたりが人気です。

(この特性を生かした、アービトラージ、さや取りという投資法もあります。)

新興国通貨は、経済成長のために高い金利を設けて

投資家を集め、外資を得たいのです。

しかしやはりリスクはあります、2018年のトルコリラショックの時のように

政治情勢等で通貨の価値が下落するという事は

可能性の一つとして常に頭においておかねばなりません。

また、個人に担当制を設けている取引会社の場合

営業マンに「儲かりますよ」と強くお勧めされている場合も

決して保証されているものではないという事を頭において

注意深く検討することが必要です。

トレードにおいては

ひと昔前は、それこそドルやポンドを保有しているだけで夢のスワップ生活が

楽しめたのですが、今はそういうわけにはいかないようです。

そして、実際トレードを始めるとどっちの国がどうでとか

いちいち考えている暇はないでしょう。

損した気分になりたくない、と、

スワップポイントを払うエントリーを躊躇ってしまって

トレードチャンスを逃すのは勿体ないので

そこは割り切ってあくまでもあ!スワップ貰えた、ラッキー!くらいの感覚で、

エントリーしたい通貨のトレード優先でいいと思います。

 

年単位での長期運用を考える場合などは

どの通貨でスワップ保有をしたいのか、

またその通貨の金利の高い、条件の良い取引会社を決めて

普段のトレードとは分ける、別の口座を設けた方が良いかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

>