ローソク足とは
一定の時間帯(1日・4時間・1時間等)の値動きを形にしたものをローソク足と言います。
バーチャートや折れ線グラフでも見ることもできますが、
ローソク足で分析するのがメジャーです。
また、一日・一週間・一か月と長い期間でも切り替えてみることが出来ます。
ローソク足の色は各会社によって様々ですが、
自分で設定を変更して好きな色にすることも出来ます。
陽線・・・始まり値より終値が高い(上がった)ローソク足
陰線・・・始まり値より終値が低い(下がった)ローソク足
これらの伸び方で価格変動を見ます。
長ければ大きく売り買いされたという事です。
さらに上下に分かれている線はヒゲといって
上に伸びたヒゲは高値(一番高い価格)
下に伸びたヒゲは安値(一番安い価格)
を指しています
例えば上ヒゲが長い、という事はそこまで上がったけど下げたという事です。
逆のエネルギーが働いて変化したことが見られます。
- 大陽線・大陰線が現れた(ローソク足が長い)…上昇・下落の勢いが強い
- 大陰線・大陽線二つが同時に並んでいる…転換サイン
- 小陽線・小陰線が現れた(ローソク足が短い)…方向性や勢いが弱い・持合い状態
- 上ヒゲの陽線・陰線…いったん高値まで届いたが下降した
- 下ヒゲの陽線・陰線…いったん下落はしたが盛り返した
- 上下にヒゲがある…上がるか下がるか迷っている状態
- T字・十字線…拮抗している・上から下へ・下から上への転換期
- 横線のみ…動きがない
- 窓が開いている…ローソク足が抜けて空間が開いている事
土日の間に何かがおきて週明けに窓が開くことが多いので
週末をまたいだり月曜日のトレードは要注意!
相場変動の見分け
トレンドには上昇トレンド・下降トレンド・レンジの三種類があります。
上昇か下落かに大きなトレンドが発生すると長く続きますが、
それ以外はレンジ(もみ合いで方向が決まらず)になります。
高値・安値更新が切りあがりつつあるならトレンド中ですが
更新が止まったら転換でトレンド終了です。
安値だけにラインを引いていくと上昇トレンドライン
高値だけにラインを引いていくと下降トレンドラインが見れます。
傾きが急なほど相場の勢いが強いということを表します。
相場の強さは月足・週足・日足等大きなローソク足から見ていきましょう。
今見ているチャートがどうなるのか分からないときは
見ているものの一つ上のチャートに切り替えて大きな流れを見ましょう。
また、時間足が短いほどダマシという見せかけがよくあるので
(例えば、陰線続きで長い下ヒゲの陽線が付き、上がると思ったら見せかけだった)
日足・4時間足で分析をされる方がいいと思います。
週明けには週足で一週間の流れを分析します。
基本的にどんなトレード法でも(短期トレードでも)
基準にするのは日足です。