家計を把握し、ご自身の年収と支出が把握管理出来た状態で、
ライフプランのイベント(例:結婚や住宅取得等)の有無も考慮しつつ
貯蓄・資産運用に年間どれだけ確保するかを決めます。
まず自分の資産運用として持っている、またはこれからしようとしている投資は
自分にとって有リスク・無リスクなのかに仕分けます。
そこからそれらを
- リスクをとっても積極的にリターンを取りに行く商品
- リターンはあまりないが資産を分散してリスクを抑える商品
- リスク・リターンを抑えて安全に運用する商品
- リスクは高いのにリターンは少ない商品などに仕分けします
そして自分がどれだけリスクを背負えるか、
又はどこまでが限界かを探るため、円グラフにします。
アセットアロケーションを決める
アセットアロケーションは色んな例えが出来るのですが
資産状態を大きいものから分割し円グラフにしたものです。
分割内容
現金・国内株式・外国株式・国内債券・外国債券・
国内不動産(REIT)・海外不動産・コモディティ(金・商品)・保険等
決してこの通りにしないといけないという事はありません、目安です。
また、今はまだ無理だけど、こういう資産作りをやってみたいな、という仮定でもいいのです。
主要資産を組む
現金・預金・国内海外株式・国内外国株式・国内外国債・金等
例えば、投資に使う全体金額の中で
外国株式に30%
外国債券(米国債)に10%
金には15%・・・という風に仕分けし、
これらを設定したうえで、自分が安全運用する投資を先に決め
為替や仮想通貨、CFD等のリスクの高い商品をどれだけをどう組み込めるか考えます。
ポートフォリオを決める
大まかな分割が出来たら更にもう一つ円グラフを作って
上記のグラフを参考に、細かく証券・取引会社の配分のグラフを作ります。
ここの〇証券会社は20%
この△証券会社に10%等
□トレードには20%、など
具体的に設定したものを作ります。
株や大きい金融商品をされてない場合やまだやりたい事の見通しが立たない場合は
FXやCFD、金、仮想通貨等出来る事から
まずはポートフォリオだけを作り、種銭が大きくなって
大きな投資をするようになった時に
アセットアロケーションの作成に入ってもいいと思います。
完璧に細かく作りこむと神経が参ってしまうので
今はとりあえずこんな感じで、後々こうなると良いな、でもいいと思います。
要は可視化すると自分がお金を使いすぎたり依存する抑制になるのと
増えていく資産を見ていると楽しみが出来る、励みになります。
あらかじめ資金のルールを作っておくことで
限られた資金の中でチャンスが来た時に
今攻めるべきか、それとも引くべきかの目安になります。
年間いくらまで使っても大丈夫かのラインが定まっている事で
やみくもに資金を一点に突っ込んでしまったり
お金を失う恐怖心や不安感、焦燥感が無くなると思います。
更に実際トレードを始めたりすると中々思うようにはいかないものです
生活でもライフプランによって、大きな出費があったりして
結構細かい変更が生じます
あらかじめ偶数月に見直す、とか家族と共有する、
年に一度はFPさん等プロの方にチェックしてもらうなどもいいと思います。